前回に引き続き、土居さんご夫妻を迎えてのお話を伺いました。土居さんたちはワーキングホリデービザを利用して、ベルリンへ移住した経緯やそこでの生活について語ります。彼らがベルリンを選んだ理由、ワーキングホリデービザに関する話題、ベルリンの芸術シーンやアーティストの日常など、様々な話題が取り上げられました。また、ベルリンの歴史や現地の生活費に触れながら、移住して1ヶ月が経ち、ストライキや環境意識の違いなど、日本での生活との相違に戸惑いや驚きを感じている様子が伝わってきます。
夫婦でワーキングホリデーを経験する中でのエピソード、ビザ取得時の苦労や語学、文化の違いへの適応についても言及されています。特に、夫婦であることがビザ却下の一因となったエピソードや、それに対応する過程で、海外生活における必要な心構えや対応について感じたことも共有されています。新たな挑戦への準備や未来に向けた展望についても話され、土居さんご夫妻のこれからに対する期待が描かれています。
ゲスト:
ドイツ・ベルリン 移住1ヶ月目 海外移住1ヶ月目 土居 将之
1993年大阪生まれ。東京大学農学部在学中に日本酒に目覚め、日本酒のブランド要素研究や酒蔵への住み込み修行を経験。価値伝達のスキルを学ぶため2018年に(株)博報堂に入社し、プランナーとして大手車メーカーの商品コンセプト開発・販売戦略立案、食品メーカーのSDGsアクション開発、都市農園事業などを担当。
2021年、山形の日本酒蔵である楯の川酒造(株)に入社し、日本酒「楯野川」「吾有事」、リキュール「ヨー子」、果実酒「HOCCA」、ウィスキー「月光川」など、酒類を横断したブランド開発を経験。2023年9月よりフリーランス転向し、2024年2月にベルリン移住。
ゲストQ&A
移住全般について
- 移住先はどこですか?
- ドイツ・ベルリン
- その場所を選んだ理由はなんですか?
- 日本酒の文化がこれから入ってくるところ、かつビール・ワイン・ジンなど他のお酒文化が混在している街だから。
また、アートやパフォーマンスなど、カルチャーに関わる活動とビジネスの距離が近い都市というイメージがあり、より広い文脈で日本酒という文化を捉え直したかったから。
(奥さんがコンテンポラリーダンサーであり、上記の理由でも合致した) - いつから移住先に住んでいますか?
- 2024年2月頃
- いままでの海外遍歴を教えてください
- カナダ・トロントでの1年間の海外留学
- 移住前の英語・現地語のレベルはどうでしたか?どうやって勉強しましたか?
- 英語は日常会話と、自分の専門分野のプレゼンテーションは行えるレベル。
留学時にプレゼンテーションやライティングなどある程度身につけたが、日本での仕事で英語を使う機会があまりなかった。 ドイツ語はこれから学習し始めるところ。 - なぜ海外に移住したかったんですか?
- 日本酒という土地性の高い文化ビジネスに関わる身として、同様のビジネスが持続可能に発展している欧州の実態を自分の目で確かめたかったから。
- どうやって移住を実現しましたか?
- ワーキングホリデービザ(夫婦共に)
- 海外移住してよかったことはなんですか?
- まだ移住したてではありますが、人々の生活のペースがゆったりとしているような、ベルリンの街の雰囲気が気に入っている。
夫婦ともにワインが大好きなので、本場ヨーロッパでワインとワインに合う食事を存分に楽しめることが嬉しい。 - 海外移住して大変なことはなんですか?
- 日本に比べて家賃・物価が高い一方、まだこちらでの安定した仕事が見つけられていないため、生活の不安は大きい。
仕事について
- いまの職業は何ですか?
- フリーランス ストラテジックプランナー/ライター
- 職業の種類を教えて下さい
- ワーホリ
- 海外で働いてみてよかったことはなんですか?
- まだ働いていない
- 海外で働いてみて大変なことはなんですか?
- まだ働いていない
Contents
- 00:00:00 海外移住channel始まります
- 00:01:20 移住計画と国選び
- 00:02:29 ベルリンの魅力と選択理由
- 00:05:11 ベルリンへの決断
- 00:08:10 踊りのジャンルと学び
- 00:10:15 ベルリンのアートシーンの歴史
- 00:12:15 家具と日常の驚き
- 00:19:13 公共交通機関のストライキ
- 00:19:57 街での物の利用と共有
- 00:21:46 フリーマーケットとリサイクル
- 00:23:47 節約と環境意識
- 00:26:40 夫婦でワーキングホリデー
- 00:33:30 自分の主張に対しては人よしになってはならない
- 00:38:37 これから仕事も探してやっていくぞ
- 00:47:30 すごい順調なスタートですよね
- 00:50:20 どうなっているか楽しみですよね