ラヤさんのエピソード2回目です。このエピソードでは、日本に留学経験のあるドイツ人現役大学生ラヤさんに、日本とドイツの教育制度や文化の違いについて語っていただきました。ラヤさんが語るドイツの学校制度──特に10歳で進路が分かれるという仕組みは、日本との大きな違いとして注目されます。日本では中学卒業まで同じ教育過程を多くの生徒が共有するのに対し、ドイツでは成績によって異なる進路に分かれることが、平等性と個別化の違いを浮き彫りにします。
また、ドイツでの大学進学資格「アビトゥア」やコロナ禍でのオンライン授業の体験についてなど、実際の学生生活のリアルを話していただきました。文化面では、日常の食事の違いから、クリスマスやお正月の過ごし方まで話題が広がり、日独の価値観や家庭の在り方が比較されていきます。
エピソードの終盤では、多様性と異文化理解の重要性について、文化交流がもたらす学びと気づきの可能性を話していただきました。異文化に関心がある方、教育や暮らしの違いに興味がある方にぴったりの内容です!

ゲスト:
元日本へ留学 大学生 ラヤ Raja
ベルリン在住・ドイツ人現役大学生・ベルリン自由大学ジャパノロジー(日本学)専攻。2023年から1年間、上智大学の留学生として日本留学を経験。日本語と日本文化を専門として勉強中。日本・東京での日常生活と異文化交流の経験について話します。
ゲストQ&A
移住全般について
- 移住先はどこですか・どこでしたか?
- 日本・東京
- その場所を選んだ理由はなんですか?
- 都会が好きから(色々な経験を得るかな)
- いつから移住先に住んでいますか・いましたか?
- 2023年3月頃
- いつまで移住先に住む予定・住んでいましたか?
- 2024年9月まで
- いままでの海外遍歴を教えてください
- 留学
- 移住前の英語・現地語のレベルはどうでしたか?どうやって勉強しましたか?
- 英語はC1ぐらいだった。日本語はN3レベルだったけど、話す能力が低かった。
- なぜ海外に移住したかったんですか?
- 将来日本で働きたいので、日本語をもっと話せるようになって日常生活を体験したかった
- どうやって移住を実現しましたか?
- ベルリン自由大学のサポートとビザ
- 海外移住してよかったことはなんですか?
- 東京ライフを体験し、日本語の話せる能力がちょっと増えた
- 海外移住して大変なことはなんですか?
- 言語と友達を作ること
学校について
- どういう学校に通っている・いましたか?
- 上智大学
- 何を勉強していますか・いましたか?
- 日本語と言語に関するコース、または日本の侍文学(自由大学ではジャパノロジ)
- なぜ海外で学校に通うことにしたんですか?
- 留学性として日本に行ったので必須だった
- 海外で学校に通うことでよかったことはなんですか?
- 日本教育のシステムも大学生の生活ももっと分かるようになってきた。
- 海外で学校に通うことで大変なことはなんですか?
- 日本語授業のレベルがちょっと難しかったし、先生の教え方に慣れにくかった。